誰かとお茶をしているとき、相手が貧乏ゆすりをしているとどんな風にあなたは
思いますか?
「なんか落ち着きないなぁ…」「ちゃんと話聞いてくれてるのかな…」
もしくは「早く帰りたいのかな…」などと思うことはないですか?
実際貧乏ゆすりはマイナスの印象が強いと思いますが、身体的、心理的に理由がある
事を知っていましたか?
今回は貧乏ゆすりのうらにある意味を紹介していきたいと思います。
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貧乏ゆすりの種類
ストレス解消に貧乏ゆすり
貧乏ゆすりは生理学的に伸長反射という反射の一種だと言われています。
これは膝を叩けば勝手に動く”かっけ”というのと同じもので、この反射によって筋肉がリズムよく動かされているので、足が震える状態になってしまいます。
一定のリズムで振動させるとストレス解消になるということも研究で知られています。
欲求不満の現われに貧乏ゆすり
貧乏ゆすりは生理的な現象だけではなく、心理的にも貧乏ゆすりを起こしている
可能性もあります。
心に溜まってしまっている欲求不満を吐き出すために貧乏ゆすりをして解消しようとしていることもあります。
こうした行動を「転位行動」と言います。
転位行動で心の安定を一定に保とうとしているように考えられています。
そのように見れば、貧乏ゆすりしている人は、何らかの欲求不満に抱えてしまっている可能性もあります。
血行促進が目的で貧乏ゆすり
ネガティブなイメージの貧乏ゆすりだが、実際には意外に体にはいい効果もあるようで、足を小刻みに動かすことで、血行を促進するこうかがあると言われています。
イライラして貧乏ゆすりをするようになったけど、意外と体の調子がよく、そのまま癖になってしまったという人もいる。
完璧主義で貧乏ゆすり
貧乏ゆすりをする心理として、ストレスを解消する為と先に話をしましたが、完璧主義な人は自分が思い通りにいかなかったら、完璧に進まないと気が済まなくてストレスを抱え込んでしまいます。
仕事で忙しいときや勉強がはかどらない時などどうしても貧乏ゆすりをしてしまいます。
どんなことでも完璧にこなすことが優先なので、結果的に相当なストレスになります。
癖になってしまっている貧乏ゆすり
今までのパターンだと無意識に行われているものばかりですが、ストレス解消のために貧乏ゆすりしている人も、緊張や情緒不安定情緒不安定でしている人も、みんな貧乏ゆすりが癖になっていて貧乏ゆすりをするのが当たり前になっていると思います。
しかし、人から良く見える場面や、好きな異性の人の前でやるのは出来るだけ控えた方が無難です。
長時間のオフィスワークをしていて貧乏ゆすり
長時間同じ姿勢でいたら血行が悪くなり、足の血流が悪くなってしまいます。
症状が重くなるとエコノミー症候群になってしまうので、それを解消しようと無意識のうちに貧乏ゆすりをしてしまう人もいるそうです。
緊張や不安な状態のときに貧乏ゆすり
仕事の緊張するプレゼンやミーテイング。学校のテストなどの過度な緊張状態、または自分が極度に不安な状態に置かれ貧乏ゆすりをしてしまう人がいます。
特に男性に多いと思われます。
勉強をしている時、社内で大変な案件の取引先と電話のやり取りをしている時など、
机の下で貧乏ゆすりをしている場合があります。
無意識な行動だから気づいたら貧乏ゆすりをしていたなんてこともあるかもしれませんが、他の人から見れば、あの人は落ち着きのない人だなと見られることも少なくないので気を付けましょう。
貧乏ゆすりを治す方法
貧乏ゆすりは鉄分を摂って治す
よく貧乏ゆすりをしてしまう時は、血の巡りが悪い可能性ががあり、それを改善するには、レバー・ほうれん草・カキ・アサリ・ヒジキなどの鉄分が多く含まれているものを食べると言いそうです。
また疲れがたまりやすい傾向もあるので、鉄分と一緒にビタミンCやたんぱく質を多く含む食べ物を食べたほうがさらに効果があるそうです。
貧乏ゆすりは足を動かして治す
長い時間同じ姿勢でいれば貧乏ゆすりになりやすいので、膝が揺れてしまう前よりも
先に足を動かします。
方法は椅子に座ったままの状態でつま先立ちをしますそしてもとに戻す。を繰り返します。
ゆっくりするだけでも効果があり、血流は改善されると言われています。
貧乏ゆすりは気持ちをリラックスして治す
ストレスを溜めると貧乏ゆすりをしてしまうので、気持ちをリラックスさせるために、ときには休憩する時間を設けたり、散歩したりして気分転換してみるなど気持ちを落ち着かせることが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
貧乏ゆすりは精神的なものからくるという場合もあるということがわかりました。
しかしその貧乏ゆすりが相手の気を散らしてしまったり、気にさせてしまう場合もあります。
とあるカフェで友人とお茶をしていた時、テーブルの上のカフェラテが小刻みに揺れていて地震だ!と焦ったことがありました。
もっとひどい時は、一緒にソファに座って感動系のDVDを見ていた時にものすごく揺れたので、それが気になって感動できずじまいでした。
このように、貧乏ゆすりは本人が気づかないうちにやっていることが多いですが、相手が気にしてしまったり筆者みたいに勘違いをしてしまう可能性もあるので、ご紹介した方法で治せるようにしてみてはいかがでしょうか。