顔に深く刻まれたほうれい線、気になる方も多いのではないでしょうか。
顔の悩みでもよく聞く項目ですね。
また、老化が進むと隠しきれなくなり、コンプレックスを抱く人も多いと思います。
そこでほうれい線ができる原因とその解消法について考えてみます!
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ほうれい線ができる原因
じつはほうれい線とはシワではなく顔の筋肉の境界にある溝のようなものなのです。
ほうれい線は主に顔の皮膚がたるむことで生まれます。
肌が乾燥したり、ハリがなくなってしまうとほうれい線が目立つようになってきます。
つまり顔のたるみがほうれい線が目立つ一番の原因なのです。
老化により目立ってくるのはそれが理由なんですね。
ほうれい線を解消する方法
ベロだしエクササイズ
口を閉じたまま舌を歯の表面に沿ってぐるっと回します。
左と右回りに20回程度が目安になります。
これにより血行がよくなり、口回りの筋肉が左右均等に鍛えられます。
噛み合わせなどの改善の効果も見込めますので毎日行いましょう。
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歯ブラシエクササイズ
毛をしたに向けた歯ブラシを咥えて口をすぼめます。
そのまま歯ブラシを吸い込みながら8秒キープします。
最後に歯ブラシの背を口の裏側に当て、ほうれい線を伸ばすように上から下にマッサージします。
こちらも表情筋を鍛えるエクササイズになります。
やりすぎると逆効果になるため毎日の歯磨きのついでに日課にするといいでしょう。
あいうー体操
大きく口を開けて10秒間「あ」の口をします。
続いて出来るだけ口を横に引き10秒間「い」の口をします。
最後に口をすぼめて同じく10秒間「う」の口をします。
この一連の流れを5セット行います。
このトレーニングもやりすぎるとシワの原因になるため注意が必要です。
マッサージ
唇の下辺りから小鼻の横に向けてやや力をいれて少しずつつまみます。
次に顎先から耳下に向けて少しずつつまみます。
最後に手のひら全体を使って顔全体を引き上げるようにして5秒ほど維持しましょう。
マッサージを行うことによって血行を良くして肌のハリを取り戻すことができます。
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美容グッズ
ほうれい線を矯正する美容グッズもあります。
顔につけるだけでほうれい線を矯正してくれるものなのですが、やりすぎると顔に跡が残ったりしてしまいます。
使用する場合は注意しましょう。
リフトアップテープ
一時的にではありますがテープを使えば一瞬でほうれい線を隠すことができます。
こちらもやりすぎるとかえってほうれい線が深くなってしまったりするので、最後の手段にとっておきましょう。
ほうれい線に効くツボの場所と刺激方法
巨りょう(こりょう)
鏡を見たときに黒目から真っ直ぐ下に伸ばした線と小鼻の先の一番下から横に伸ばした線の交わる場所に、巨りょうというツボがあります。
ここを中指の腹で5秒押しては離す、という動作を三回ほど繰り返しましょう。
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散笑(さんしょう)
小鼻の両端から口角に線を結びます。
その中央に散笑というツボがあります。
このツボは頬のたるみを軽減してくれる嬉しい効果があります。
押すときは巨りょうと同様に中指の腹で5秒押しては離す、の動作を三回です。
くれぐれもやりすぎには気を付けましょう。
地倉(ちそう)
口角の両端にあるツボです。胃や顔面神経と繋がっていて、顔のむくみをとってくれる効果があります。
押す場合は他と同様に中指の腹で5秒押しては離す、という動作を三回ほど繰り返しましょう。
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ほうれい線を作らないようにする方法
紫外線を防ぐ
肌のシミや日焼けなどを引き起こす紫外線により、顔のたるみも起こります。
紫外線をできる限り浴びないようにすることがほうれい線の予防に繋がります。
過度な洗顔をしない
角質はとてもデリケートな膜です。
サランラップやオブラートのようなものといえば分かりやすいですね。
当然乱暴に扱えばすぐに破れてしまい、ダメージを受けます。
そこから乾燥が起こると、小じわやほうれい線に繋がります。
洗顔は多くても朝晩の二回程度に留め、肌をいたわってあげるようにしましょう。
アルコール、喫煙を控える
アルコールにはコラーゲンの代謝を低下させるコラチゾールを急激に増やす作用があります。
また喫煙は血行不良を引き起こし、肌の乾燥を招きます。
ほうれい線に繋がりますので、過剰な摂取は控えるようにしましょう。
マッサージ
ほうれい線を消す方法でも書いた通り、マッサージはお肌のハリを取り戻すのに効果的です。
日常的にリフトアップの習慣をつけておくことでほうれい線を予防することができます。
コラーゲンを補う
美容品や食品に含まれるコラーゲンは肌の潤いやハリを保ってくれる大事な成分です。
多く含まれるものを積極的に取り入れることで肌のハリが保たれ、ほうれい線を予防することに繋がります。
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まとめ
ほうれい線は顔のたるみにより引き起こされます。
日常的なケアや生活習慣に気を付けることにより予防することも可能です。
すぐにできるマッサージなどもあるので、将来のために今から始めてみてはいかがでしょうか!