困っている時に何とか助けてもらいたくて、「一生のお願い!」と言う人っていますよね?
一生のお願いはその言葉通り、一生に一度だけのお願いです。一生に一度のお願いだからこそ、このように言う意味があるのです。
一生に一度のお願いであれば、何度もお願いできるはずはないですよね。
それにもかかわらず、一生のお願い!を多用する人の心理や特徴はどういうところにあるのでしょうか。また、一生のお願いをされた時の対処法はどういうものがあるのでしょうか。今回は、そのような内容をテーマにご紹介していきます。
ページコンテンツ
一生のお願い!は何回まで有効?
1回だけに決まっている
一生のお願いが有効なのは、何回目まででしょうか。
それは、1回だけに決まっています。なぜならば、1回限りの人生の中で許される唯一のお願いだからです。そのため、お願いの内容はそれだけ重要であることが前提となります。
たとえ叶えるのが難しいお願いでも、人生で1回だけのお願いなので聞いてもらうことが許されるのです。
そういうお願いこそが本当の意味での一生のお願いなのです。
場合によって複数回可能
何か困り事がある度に「一生のお願い!」と言って人に頼ろうとする人っていますよね。
そういう人は、軽いお願い事でも口癖のように「一生のお願い!」と言うのが定番です。
なので、そういう人がするお願いは、叶える上では決して難易度が高いものではありません。
例えば、小銭がなくて友達に借りたい時でも、「一生のお願い!」とつけるような些細なお願いレベルなのです。そういう人は、他意なく「一生のお願い!」を多用するので、自然と「一生のお願い!」が有効になっていくのです。
特に回数にこだわりなく
自分だけで解決できないことがあるとすぐに「一生のお願い!」という人の場合は、ほぼ100%の割合で一生のお願いに値するようなお願いをしていません。
また、そういう人に対しては、周囲の人もよく分かっているので、特に回数こだわりなくお願いを聞いてあげる可能性が高いです。
ただし、そういういい加減なお願いの仕方をするとお願いの重要度が分かりません。
そのため、本当の意味で「一生のお願い!」をしたい時には聞いてもらえないリスクがあるのです。
一生のお願いを多用する人の心理や特徴とは?
何も考えていない
普通の人であれば、軽々しく「一生のお願い!」とは言えないはずです。なぜなら、本当に困ったことがあった時に使う言葉だからです。「一生のお願い!」を多用する人の心理は色々ですが、多くの人は何も考えていません。
何も考えず、こう言っておけば相手はお願いを聞き入れてくれるだろうとタカをくくっているのです。
人に甘えたり依存しやすいタイプの人が多いのが特徴の1つです。
こういえばお願いを聞いてもらえると信じている
「一生のお願い!」を多用する人は、過去にこの方法を使ってお願いを聞いてもらった経験があるはずです。
相手にこう言えばお願いを聞いてくれるという心理があるから、「一生のお願い!」を何度も多用するのです。
このような人は、ある意味こういえばお願いを聞いてもらえると信じています。だから、「一生のお願い!」と言ったのにお願いを聞いてもらえなかったら、逆上するかもしれません。
こういう人は、お願いする時の最終兵器として「一生のお願い!」を考えているのです。
一生のお願いをされたときの対処法は?
本当に一生のお願いかどうか判断する
あなたが「一生のお願い!」をされたら、どうしますか?
まずは、そのお願いの内容が「一生のお願い!」かどうかを判断することが大切です。
「一生のお願い!」をされた側も本当に重大なお願いであれば、何とか力になってあげたいと思うものです。お願いを聞く側にも様々な覚悟がいることでしょう。
でも、それが「一生のお願い!」に値することではなかったら、こちらの思いは無駄になってしまいます。
そうならないためにも、「一生のお願い!」の内容は厳しく判断していきましょう。
一生のお願いでなければ、違う言い方をするよう促す
「一生のお願い!」のお願いをされたのに、実際は「一生のお願い!」でない場合があります。
こちらは相手がそれ程困っていると思って対応したのにそうでない場合、相手にふざけるなと言いたくなることでしょう。
そういう時の対処として、一生のお願いでなければ、違う言い方をするよう促しましょう。
なぜなら、本人は軽い気持ちで使っているだけなので、聞く側の被害者が増えるおそれがあるからです。
そうならないためにも、「一生のお願い!」は本当に重要なお願いをする時だけ使うことを伝えることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?実は私も子供の時は軽い気持ちで「一生のお願い!」を使っていたことがありました。
でも、「一生のお願い!」の重みが分かると、この言葉を軽々しく使えなくなりました。
お願いの重要度に限らず、人にお願いをすることは相手があってのことなので、軽いことではありません。
その辺りをわきまえたら、「一生のお願い!」は簡単に使えなくなるのではないでしょうか。