中村文則のデビュー小説を実写化した映画「銃」2018年秋に公開!
映画「銃」がこの秋、テアトル新宿ほか全国で公開されます。
|
小説「銃」(河出出版房新社)は、「去年の冬、きみと別れ」「悪と仮面のルール」などを実写化した作品も含め、数々の話題作を世に送り出している作家・中村文則のデビュー作です。
新潮新人賞を受賞しているほか、英訳版の「The Gun」が2016年には「ウォール・ストリート・ジャーナル」年間ベストミステリー10冊に選出されるなど、国内外から評価を受けた作品なのです。
ページコンテンツ
銃に支配されたトオルが狂気に満ちていく様を描くストーリー
雨が降りしきる河原で、偶然拳銃を拾った西川トオル。
いつもは、大学生と仲間と青春を謳歌しているものの、銃に対する内に秘めた思いをもっていたのでした。家で保管していた銃を持ち歩くと、緊張とスリルで彼の満足感は増していくのでした。やがて、トオルの中で銃は圧倒的な存在感を占めていくのです。次第に銃の存在に追い詰められていくトオルの運命はいかに。
監督は武正晴が担当し、企画・製作を奥山和由が担当
監督は、「百円の恋」「嘘八百」などの作品を手掛けた武正晴が担当しており、企画・製作は、「この国の空」「追憶」などの製作を手掛けた奥山和由が担当しています。
モノクロの雰囲気ある映像表現を駆使し、純文学性の高い世界観を演出しています。
主役は「武曲 MUKOKU」の村上虹郎、ヒロインは、「氷菓」の広瀬アリス
主役であるトオル役は、「武曲 MUKOKU」で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した村上虹郎が演じています。
トオルと同世代の村上だからこそ理解できる心情で、銃に追い詰められていく様を熱演しています。
一方、見た目は快活に見えるものの、心の中では問題を抱えているヒロインの女子大生ユウコ役は、「氷菓」の広瀬アリスが演じています。
https://instagram.com/p/BesECe6lncW/
トオルを追い詰めていく刑事役としてリリー・フランキー
https://goo.gl/images/HHA7WS
トオルの中で銃が圧倒的存在を占めていった時、突然トオルの元を訪れる刑事。トオルを追い詰めていく刑事役は、「ラプラスの魔女」「万引き家族」を始め、数知れない映画に出演しているリリー・フランキーが演じています。
その他、音楽活動・女優として活躍する日南響子、モーニング娘の元メンバーで、数々の舞台で活躍する新垣里沙、主演映画「ポエトリーエンジェル」で第32回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞した岡山天音、「羊の木」など多くの映画やテレビドラマで活躍する中村有志ほかがキャストとして出演しています。