テニス全米オープン決勝でで元世界女王セリーナ・ウィリアムズを撃破し、優勝した大坂なおみ選手。いま話題沸騰中の彼女について、調べてみました。
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大坂なおみのプロフィール
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1997年10月16日
身長:180cm
体重:69kg
プロデビュー年:2013年
父親は中南米のハイチ出身、母親は日本国籍の方です。
1歳年上の姉、大坂まり選手も同じくプロテニスプレイヤーです。
大坂なおみ選手が4歳の頃に、日本からアメリカへ家族そろって移住しています。
ですから、大坂なおみ選手は、日本国籍とアメリカ国籍を持っています。
4歳からアメリカで生活している事が影響して、大坂なおみ選手は片言しか日本語を話す事ができません。
日本語よりも英語の方がペラペラです。
大坂なおみのコーチについて
大坂なおみ選手の優勝の裏の立役者でもあるのが、イケメンコーチのサーシャベイジンです。
プロテニス界の女王とも呼ばれる3人、セリーナ・ウィリアムズ選手、ビクトリア・アザレンカ選手、キャロライン・ウォズニアッキ選手たちのヒッティングパートナーをしていたという、経歴を見るだけでもすごい人です。
ただ、ヒッティングパートナーというのは、練習相手であってコーチではありません。
ですが、大坂なおみ選手のコーチとして、メンタルを鍛え直したコーチング力には目を見張るものがあります。
サーシャコーチは、2017年の年末から正式に大坂なおみ選手のコーチとなりました。
そこから大坂なおみ選手の成績はぐんぐん上がり、WTA世界ランキングでは68位から7位になりました。
元から実力はあったとされる大坂なおみ選手ですが、サーシャコーチのコーチングによってさらに実力が開花することになったと思わせてくれる結果が、1年も経たずして出ています。
大坂なおみがブーイングされた理由
今回のブーイングの大半は、大坂なおみ選手へのものではありません。
観客のブーイングの理由ですが、これはセリーナ選手の言動にあります。
本大会では試合中選手とコーチのコミュニケーションは禁止というルールがありますが、セリーナ選手のコーチがジェスチャーでアドバイスしたととられ、審判はペナルティとしたようです。
これに猛抗議したのがセリーナ選手で、審判を侮辱するような言葉もあったと言われています。これにて失点をくらってしまいます。
結局、大坂なおみ選手は試合中のブーイングには関与しておらず、セリーナ選手が審判に楯突いたことにより、セリーナ選手のファンも審判人にブーイングした、というのが今回のブーイングの大半の理由です。
大坂なおみの優勝に対しての海外の反応は?
大坂なおみ選手は、表彰式で「みんなセリーナを応援しているのは分かっている。こんな結果になってごめんなさい」と勝者らしからぬ言葉を発して涙しました。
これに対して、米メディアは「全米テニスが大坂なおみ選手にしたことは恥ずべきことだ」などと、敗れたセリーナ・ウィリアムズの主審に対する抗議や、それを甘受した観客や大会関係者を酷評する記事を一斉に掲載しました。
ある記事では、表彰式で泣き続けた大坂なおみ選手にとって「覇者として純粋な喜びの瞬間であるべきだった」と指摘しました。
ニューヨーク・タイムズ紙は「涙に染められた大勝利」の見出しで「怒りとブーイングと涙が大坂なおみの素晴らしい勝利を曇らせた」と解説しました。
せっかく優勝したのに大坂なおみ選手がかわいそう、というのが海外の反応のようです。
まとめ
日本人として、大坂なおみ選手が全米オープンで優勝したことは大変喜ばしいことです。素直に喜べない事情などもありましたが、素晴らしい功績であることには変わりありません。
今後の活躍も期待したいですね!