「ミスが多い」と言われる人は、どんな職場にも必ず一人はいます。もし自分がそうであり、悩んでいませんか?
仕事でミスの多い人には、共通した特徴と原因がいくつか見つかります。それさえ理解して、対策を練ってミスを減らしていきましょう。
今回は、仕事でミスの多い人の特徴と原因、対策方法についてお伝えします。ミスを減らせば自信に繋がって、仕事のストレスも軽減されていきますよ。
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仕事でミスが多い人の特徴と原因とは?
メモを取らない&取り方が悪い
仕事中メモを取らない人や、メモを取ってもメモを上手に使いこなせていない人にはミスが目立ちます。
では、なぜメモを取らない人や取り方が下手な人にはミスが多いのでしょうか?その理由としては次の3つが考えられます。
・すべての段取りを頭に入れようとしても覚えきれないため。
・殴り書きしてしまい、あとで何を書いたかわからなくなってしまうため。
・書き方のルールが決まっていないせいで、せっかくメモを取っても情報が煩雑になっているため。
ミスを反省しても対策を練らない
ミスをした際、反省はしても次にミスをしないための対策をしない人がいます。しかし、それではまた同じミスを繰り返してしまうため、反省の意味がありません。
ただミスを犯したことを悔やむだけでは本当の意味の反省にはなりません。反省がミスの減少に繋がらない人は、ミスをしたということについての反省をするだけで、原因や対策について深く考えようとしない傾向があります。
「もう次はミスをしないようにしよう」と考えるだけで、ミスを繰り返さないための対策を考えないことが、新たなミスを生んでいます。
整理整頓が苦手
デスクの周りから、その日のスケジュール、パソコンのフォルダ…これらをきちんと整理整頓できない。物事を整理するのが苦手な人はミスが増える傾向にあります
デスクの引き出しの中や、鞄の中がごちゃごちゃしている人もミスしやすいです。
集中力が無い
仕事でミスが多い人は集中力が無いので、ミスが多いのです。
集中力が継続しないのに無理して頑張るので余計にミスが増えてしまい目立つってしまいます。
集中力が無い事も問題ですが、集中力切れから失敗をしてしまうとさらに失敗を繰り返してしまう悪循環に陥ってしまう事があります。
失敗をした事で混乱してしまい普段はミスしない事までミスしてしまうのです。これも集中力が無い事が原因で起こります。
仕事でミスが多い人の対策方法
仕事のミスを減らしていくなら、次に挙げる対策を実践してみましょう。
小まめに休憩を入れる
失敗を減らすための対策で一番いいのは、休憩を小まめに入れて仕事で疲れてしまって切れた集中力を取り戻す事です。
人の集中力というのは実は90分~45分程度しか保てないのです。学校の授業がだいたい1つの時限が50分程度の授業をして休み時間が15分程度であるのはそのためなんですね。
このように人の集中力は限度があるので集中力が無い人はこまめに休憩をはさむ事で仕事の集中力を向上させ、ミスを減らす事に繋がるのです。
小まめに休憩が取れる仕事であれば小まめに休憩を入れてミスを減らしていきましょう
後から見ても分かることを意識してメモを取る
メモをした方がミスは明らかに減りますが、やみくもにメモするのも考え物です。
大切なことをメモをするときは、自分が後から見返しても内容が分かるように意識して書いてみましょう。
日付や時間帯、〆切や期限、何のためのメモか、どのくらい重要かなど、要点を整理しながらメモを取ると後から見ても分かりやすいですよ。
電話中など、急いで走り書きをしたメモは、内容を覚えている内に分かりやすく清書しておきます。
ミスが多い人は過去のメモを自分でも読み取れず、再び同じ質問をしてしまうことはよくありがちです。これではメモの意味がありません。二度も同じ質問をしてしまい、相手にも迷惑をかけてしまいます。
こんな事態に陥らないように、後から読んでも分かりやすい、いっそう第三者が見ても読めるようなメモを心がけていきましょう。
ルールを作って改善
仕事のミスは少ない方が良いですが、ミスが多い人が「ミスを減らそう、ミスを減らそう」と気合だけで行動してしまうと、それとは違うミスを起こしたりします。
そんな時に便利なのがルールです。
〇〇はここに入れる、整理整頓はまず捨てることから、出力用紙はすぐに取りに行くなど、職場内で取り決めるのもいいですし、個人で作ってもいいと思います。
当たり前過ぎることで意味のないうっかりミスを防ぐために意識してみることが重要です。
まとめ
仕事でミスが多い人の特徴と原因でも解説したようにメモの取り方が下手だったり、集中力が保てなかったり、ミスをしても何も対策しなかったしてしまうとミスが多い人になってしまうかもしれません。
失敗は誰でも経験する事です。失敗が多い人は対策を講じないから失敗が続いてしまいます。
大事なのは失敗をそのままにしない事、失敗から何かを学ぶことが大事ではないでしょうか。今後はもう失敗をしたくないという気持ちに変わったのなら失敗の捉え方を変えてみましょう。
失敗は学ぶためのチャンスかもしれません。そのチャンスを上手く活用してミスを減らして仕事を効率よく回していきましょ